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100人10選出作品
"乳房”をモチーフテーマとして、自身の持つイメージを落とし込んだ作品。
柔らかい手触り、丸み、還る場所、優しく包み込むもの…AI TERADAにとって"乳房"とは、現実を忘れさせ夢の世界へ誘う幻想的・ドリーミーな存在。また乳房は赤子を育てるものでもある神聖な部位。
そのニュアンスを、全体的に乳白スキントーンにすることで表した。陶器のような、もしくはSFチックなほど滑らかな肌も、今回の非現実感の演出のためのこだわりで、ヘアメイクアーティストにより仕上げられている。(photoshopによる加工はほぼ施していない。)
本作も「めす展」の流れを組んでいる。自身が中華料理屋さんで見た明太子味の小籠包から着想を得ている。
綺麗事ばかりではないこの世界で、自身の思い描く世界観をアウトプットし撮影するその瞬間、目の前の女性を女神のように感じ、涙を流しながら撮影することもしばしば。自身にとってのサンクチュアリ。作品への愛情がご覧いただく方にも届くことを願う。